【高松宮記念】トウシンマカオがラスト11秒2で豪快に先着 鮫島克駿騎手「もう一段階上がった」

美浦Wコースで追い切ったトウシンマカオ(左=右はメイショウホオズキ)
美浦Wコースで追い切ったトウシンマカオ(左=右はメイショウホオズキ)

◆第53回高松宮記念(3月26日、中京競馬場・芝1200メートル)追い切り=3月22日、美浦トレセン

 悲願のG1初制覇がかかるトウシンマカオ(牡4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ビッグアーサー)が、Wコースで迫力満点の動きを披露した。外メイショウホオズキ(5歳1勝クラス)を約5馬身追走する形から、徐々に前に進出して4コーナーでは1馬身まで差を詰め、直線を向くと抜群の加速。抑え切れない手応えの馬なりで6ハロン81秒4―11秒2をマークし、最後は約3馬身先着した。

 2週連続で追い切りに騎乗した鮫島克駿騎手は「もともと調教はやればどこまでも動くので、もちろんいい動きでしたし、先週と比べてもう一段階上がった感じはあります」と、納得の表情でうなずいた。昨夏にスプリント路線に矛先を向けてから軌道に乗り、2走前の京阪杯で重賞初制覇。そろそろビッグタイトルが欲しいところだ。

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