【岩田 康誠の熱血!!競馬道】1200メートル仕様感じるロータスランドで高松宮記念狙う

高松宮記念で手綱をとるロータスランド
高松宮記念で手綱をとるロータスランド

 野球のWBCで侍ジャパンが優勝しました。普段はそれほど野球に注目することもないのですが、これだけ盛り上がっている大会ですからね。決勝戦の22日は美浦で調教に乗りましたが、大谷投手の最後の場面は帰りのタクシーの車内で観戦。こんなにすごい試合ができるのか、と驚きました。

 美浦へ向かったのは毎日杯で初コンビを組むキングズレインに騎乗するためです。追い切りは併せ馬で追走する形。まだ幼い面があり、仕掛けてからは加速するというよりは、促しながら脚を伸ばしている感じです。ただ、能力が高いのは間違いありません。阪神外回りという舞台設定はいいでしょうし、何よりG13着馬の依頼を頂いた以上、求められることは分かっています。しっかり、勝利へ導くつもりです。

 高松宮記念はロータスランドです。今まで7~8ハロンに実績のある馬ですが、先週の追い切りの感じや馬体から6ハロン仕様になっていることを感じます。当然、久々を使った効果もありそうですし、前走の内容も悪くありません。ある程度の位置からスムーズに運び、一発を狙っていきます。(JRA騎手)

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル