【ドバイ・シーマC】「イクイノックスが強すぎた」レーン騎手のウインマリリンは6着…日本馬全談話

イクイノックスが勝利(カメラ・高橋 由二)
イクイノックスが勝利(カメラ・高橋 由二)

◆ドバイ・シーマクラシック・G1(3月25日、メイダン競馬場・芝2410メートル=10頭立て)

 【ドバイ(UAE)25日=松末守司】日本の大将格だったイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)がクリストフ・ルメール騎手=栗東=の騎乗で見事に優勝。昨年のシャフリヤールに続き、日本調教馬が連覇を達成した。同馬はこれでG1・3勝目。勝ち時計は2分25秒65。

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 日本陣営の談話

★ イクイノックス(1着)

 木村哲也調教師「日本のファンの皆様の期待に応えられて、本当にほっとしています。イクイノックスは、環境の変化に戸惑いを見せながらも日ごとに頑張ってくれて、今日に至るまで良い状態でこられたと思います。また日本に戻って元気な姿を見せられるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」

 クリストフ・ルメール 騎手「最高の馬だとわかっていましたし、逃げることができて良かったです。関係者の皆様に感謝します。ハーツクライでドバイシーマクラシックを勝ってから随分と経ちますが、彼は2週間前にこの世を去ってしまいました。今日は勝って彼を追悼することができたので、イクイノックスにとても感謝しています」

★シャフリヤール(5着)

 藤原和男調教助手「ゲート内で待たされてテンションがあがり、ポジションを取りに行ったのですが、最後はしんどかったです」

 クリスチャン・デムーロ 騎手「少しスタートが遅く、中段後方からになりました。外を回りたくなかったので、ロスなく運びましたが、去年ほどの反応はありませんでした」

★ウインマリリン(6着)

 手塚貴久調教師「完敗です。スタートは出てくれて良いポジションは取れたのですが、ペースが上がるにつれて余力がなくなっていきました。直線に向いた頃には少し一杯になっていましたが、その割には頑張ってくれたと思います。6着という結果は残念ですが、メンバーが強力でしたので、彼女なりに力を出し切ってくれたのではないでしょうか。精神的にも大人になってどっしりとしてきましたし、もう一花咲かせて欲しいと思うので、応援していただければ幸いです」

 ダミアン・レーン騎手「ラチ沿いで上手く進められましたが、最後はあまり伸びませんでした。いずれにせよ、イクイノックスが強すぎました」

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