続々と2歳が(美浦)

白毛馬アマンテビアンコ
白毛馬アマンテビアンコ

 こんばんは、坂本です。もう今日から4月に入って一年の「4分の1」が過ぎてしまい、光陰矢のごとしを痛感しますね。

 野球のWBC、競馬のドバイワールドカップデーなどお祭り騒ぎなビッグイベントが続いていますが、ついにプロ野球が開幕しましたね。ジャイアンツの勝利で我らがスポーツ報知の紙面も景気良くいってほしいものですが、残念ながら中日との開幕戦は逆転負けを喫してしまいました。

 こうなると熱烈G党の妻の機嫌が微妙な具合になり、9回に逆転された直後、すぐにチャンネルを変えることになってしまいました。それでも今日は一転して完封で今季初勝利。全国のG党の血圧を不必要に上げないためにも、我らが巨人軍には頑張っていただきたいものです。

 そんなこんなで本題へいきます。今週は続々と入厩している2歳馬の話題を。まずは宮田厩舎から。白毛で注目を集めるアマンテビアンコ(牡、父ヘニーヒューズ、母ユキチャン)は、3月30日にゲート試験に合格。来週には放牧に出される見通しです。宮田調教師は「駐立も問題なく、2本目も物見をせずに速かったです。物おじしないタイプですね。血統的にダートだと思います」と、センスの良さを感じていました。早期デビューはもちろん、母系の血統背景から将来性も期待したいところです。

 ハットルグリムス(牡、父モーリス、母エルノルテ)は、3月22日に美浦に入厩。宮田調教師は「芝のマイル前後になるのではと思います。順調なら6月の東京も」と評価しております。来週にもゲート試験を受ける予定とのことです。

 三木正浩オーナーのエリカエスティーム(牝、父モーリス、母メチャコルタ)は、母がアルゼンチン1000ギニー大賞典(芝1600M)というG1勝ち馬。こちらは3月23日に入厩していて、ゲート試験合格を目指しています。「500キロ近くと馬格がある。大柄でも手前をうまく替えるなど器用に動けていて、運動神経は良さそうです。落ち着きもありますね」と宮田師。こちらも順調なら、早期デビューが期待できそうですね。

 スリーエイチレーシングのビューロマジック(牝、父アジアエクスプレス、メジェルダ)は、3月29日に入厩してきたばかり。昨年の朝日杯FSで5着に健闘したバグラダス(父マジェスティックウォリアー)が半兄にいる血統です。宮田師に聞くと、「おそらくダートの短いところ」という見立てです。

 お次は手塚厩舎です。POG動画でも紹介したボンドガール(牝、父ダイワメジャー)が、3月31日にゲート試験に合格。先週のドバイ・ターフで2着に好走したダノンベルーガの半妹という良血馬です。ゲート試験に合格した直後の手塚調教師にお話をうかがうと、「走りそう。性格はダイワメジャーにしてはおとなしい。6月の東京に使いたいなと思います。走りのバネがいいし、楽しみですね」とトーンは高かったです。これはちょっと期待せずにはいられませんね。

 3月24日に入厩していたキャネル(牡、父ブリックスアンドモルタル、母レッドラヴィータ)も、同じく3月31日にゲート試験に合格しました。伯父に11年の毎日杯やシンザン記念など重賞3勝を挙げたレッドデイヴィスがいる血統です。こちらについても手塚師は「ブリックスアンドモルタルなので期待しています。これは距離が延びた方がいいかな」と、期待をにじませていました。

 それでは今日のところはこのへんで。

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