【桜花賞】リバティアイランドが剛脚でG1・2勝目 断然人気応える

川田将雅騎乗のリバティアイランドが差し切り勝ち(カメラ・高橋 由二)
川田将雅騎乗のリバティアイランドが差し切り勝ち(カメラ・高橋 由二)

◆第83回桜花賞・G1(4月9日、阪神競馬場・芝1600メートル、良)

 今年のクラシック開幕戦は18頭の3歳牝馬によって争われ、単勝1・6倍と圧倒的な支持を受けた川田将雅騎手騎乗のリバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)が勝利。2馬身半差の圧勝だった昨年末の阪神JF以来の実戦を白星で飾った。最優秀2歳牝馬の桜花賞制覇は2021年のソダシ以来、史上11頭目。グレード制が導入された1984年以降、年明け初戦で桜花賞を制したのは2019年グランアレグリア、2021年ソダシに続く3頭目となる。また、鞍上の川田騎手はスターズオンアースに騎乗した昨年に続く、史上6人目の連覇となった。勝ち時計は1分32秒1。

 2着には6番人気のコナコースト(鮫島克駿騎手)、3着には5番人気のペリファーニア(横山武史騎手)が入った。

 川田将雅騎手(リバティアイランド=1着)「パドックからすごく穏やかで、返し馬でスイッチが入りましたが、ゲートを出てから本人に進む気がなかったので後方の位置からになりました。(後方からになったのは)しょうがないですし、彼女がそういう走りを選択した。そのなかでリズムを作って競馬をしました。直線は彼女を信じて動いてもらうだけでした。この馬らしい動きを競馬で見せてくれたと思います。今年初戦、1冠目をとることができましたので、みなさんが期待されているであろうところに向かってこの馬と歩んでいきたい」

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