【桜花賞】森泰斗騎手「既に名牝」⦿リバティアイランドでどうしようもない

今年初戦に力を出せる仕上がりで臨むリバティアイランド
今年初戦に力を出せる仕上がりで臨むリバティアイランド

◆第83回桜花賞・G1(4月9日、阪神競馬場・芝1600メートル)

 先週の大阪杯は◎ジャックドールが勝ちました。前半1000メートルが58秒9という想定よりもハイペースでしたが、見事な逃げ切り。地力の高さを改めて証明してくれましたね。

 さて、桜花賞ですがここはもう⦿リバティアイランドでどうしようもないです。この馬は既に名牝と言っていい存在。唯一の敗戦だったアルテミスSも、競馬を教えるという意味では必要な経験だったと思います。勝てば良かったんでしょうけど、競馬ではよくあることです。

 今回はどういうレースをするかですが、おそらく川田君はオークスを見据えてじっくり構えるはず。内枠でマークはきつくなりますが、いったん下げて外を回しても差し切るだけの力があると思います。唯一の懸念は雨が残った馬場状態でしたが、日曜は晴れ予報で11Rまでには馬場が回復するはず。良馬場なら負けることはないでしょう。自信の○を打ちます。

 焦点は相手探し。2番手以下はほとんど力差なく横一線ですが、○はコナコーストにします。前走はほぼ勝ちに等しい2着。阪神のマイルでいい内容の競馬をしており、コース適性という意味でも期待がもてそうです。

 クイーンCが強い勝ち方だったハーパーも気になります。先行馬にとって最高の枠を手に入れましたし、なんといっても今回はクリストフ(ルメール)を乗せてきてますからね。陣営の勝負気配がうかがえて怖い存在です。(船橋競馬所属騎手)

 【森泰斗騎手の印】

⦿(3)リバティアイランド

○(9)コナコースト

▲(5)ハーパー

★(2)ライトクオンタム

△(4)ドゥアイズ

△(14)ペリファーニア

△(17)ラヴェル

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