◆第83回桜花賞・G1(4月9日、阪神競馬場・芝1600メートル、良)
今年のクラシック開幕戦は18頭の3歳牝馬によって争われ、単勝1・6倍と圧倒的な支持を受けた川田将雅騎手騎乗のリバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎、父ドゥラメンテ)が勝利。2馬身半差の圧勝だった昨年末の阪神JF以来の実戦を白星で飾った。勝ち時計は1分32秒1。
2着には単勝6番人気のコナコースト(鮫島克駿騎手)、3着には単勝5番人気のペリファーニア(横山武史騎手)が入った。
武豊騎手が騎乗した単勝2番人気のライトクオンタム(栗東・武幸四郎厩舎、父ディープインパクト)は8着だった。国内にわずか6頭しかいないディープインパクトの最終世代で、武豊騎手の騎乗からも注目を集めていたが、勝利をつかむことはできなかった。また、1984年のグレード制導入後、兄弟コンビでのG1制覇となればJRA史上初だったが、これもお預けとなった。