【福島・11R】最近10年間で前走が中山牝馬Sだった馬は7勝(うち1頭は出走取消)&2着7回。今年も逆らう理由は特に見当たらない。該当5頭のなかから◎クリノプレミアムを軸に指名する。
その前走は5着。スタート後に鞍上が出して行ったことでムキになって引っ掛かってしまい、道中でうまく脚をためられなかった。力負けというより、うまく競馬ができなかった印象。今回は経験豊富なベテランの柴田善を鞍上に迎え、仕切り直しの一戦だ。
昨秋の京成杯AHが3着。今年初戦の中山金杯は2着と、スムーズに力さえ出せれば男馬相手でも互角に戦える能力がある。中間の調整も順調で、最終追い切りは美浦・Wコースで馬なりのまま楽々と好時計をマークした。状態面は申し分なく、昨年2着の雪辱を晴らす態勢は整っている。
ストーリアは中山牝馬Sの2着馬。昨年の秋華賞は8着でも0秒4差。牝馬同士なら上位の力がある。ウインピクシスの前走はスタートで後肢を滑らせてリズムを崩したのが敗因。五分に出て、すんなりハナに立てれば粘り込みも。