新潟11R・新潟大賞典・G3・馬トク激走馬=カラテ
昨秋は、パンサラッサの大逃げに沸いた天皇賞・秋で6着、距離が長かったジャパンC8着。ともに0秒7差と好戦した。今回のメンバーでこの芸当ができる馬が他にいるかと考えると…ちょっと浮かばない。
4月12日に外厩・チャンピオンヒルズから帰厩し、1週前はウッドチップで長め、直前は坂路で追われて抜群の推進。久々を感じさせない動きは頼もしい。トップハンデタイ(57・5キロ)の3走前・新潟記念は、久々の2000メートル戦だったが、持続系の脚でねじ伏せた。トゥザグローリー×フレンチデピュティのパワー系配合で荒れ馬場は大の得意。59キロは楽ではないが、気持ちの切れないタイプだけに、ゴール前我慢比べの展開でグイッと抜け出すシーンを描く。