◆第90回日本ダービー・G1(5月28日、東京競馬場・芝2400メートル)追い切り=5月24日、美浦トレセン
史上8頭目となる無敗の2冠を狙うソールオリエンス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック)が、Wコースでの最終追い切りで万全の仕上がりをアピールした。2頭併せで外ベストフィーリング(4歳3勝クラス)を追走する形から、直線で馬体を併せると滑らかな伸び脚を見せ、5ハロン68秒0―11秒3の馬なりで約1馬身先着した。
手綱を執った横山武史騎手は「先週と同様に馬の後ろで我慢させて、しまいは少し伸ばすという指示で、ちょっと思ったより出すぎたんですけど、すごくいい動きでした」と、好感触を口にした。手塚調教師も「1週前にしっかりやっているので、当該週は感じをみてもらって、最後は併入のイメージでちょっと出ましたが、時計的にもこちらが考えている通りの時計だったので、動きも時計もよかったです」と、太鼓判を押した。