【目黒記念】プラダリア5着…池添謙一騎手「少し緩いところがあったのがレースに出てしまいました」

目黒記念で5着に入ったプラダリア
目黒記念で5着に入ったプラダリア

◆第137回目黒記念・G2(5月28日、東京競馬場・芝2500メートル、良)

 伝統の長距離ハンデ重賞は18頭で争われ、ダミアン・レーン騎手が騎乗した単勝4番人気のヒートオンビート(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎、父キングカメハメハ)が直線脚を伸ばし、粘るディアスティマ(北村友一騎手)をゴール寸前で差し切った。日経賞・G2・6着から巻き返し、重賞初勝利を挙げた。勝ちタイムは2分30秒8。

 ダミアン・レーン騎手は日本ダービーをタスティエーラで制しており、重賞を連勝。2着に逃げたディアスティマ(北村友一騎手)、3着にサリエラ(クリストフ・ルメール騎手)が入った。

 池江泰寿調教師(ゼッフィーロ=4着)「スタートして行き脚が付かず後ろからの競馬になったが、それでも直線は内にもたれることもなく伸びてくれました」

 池添謙一騎手(プラダリア=5着)「返し馬から緩い感じがして、道中は中団で折り合っていい位置で競馬ができましたが、最後はここから伸びてほしいというところで伸びきれませんでした。調教の段階で時計は出ていましたが、少し緩いところがあったのがレースに出てしまいました」

 三浦皇成騎手(バラジ=6着)「この距離が心配でしたが、ゲートを出ていい位置で自分のリズムで運べました。ただ、重賞クラスになると東京のこの長い直線が響くのかな。力をつけているし、2000メートルくらいなら攻めた競馬ができるような気がします」

 石橋脩騎手(ユーキャンスマイル=7着)「今日は条件が良かったですね。テンについていけなかったけど内枠のぶん、カバーできました。勝ち馬をみながらいい位置につけられました。直線はロスなくさばけていけたし、やはりこの条件だと力をだしてくれますね」

 吉田隼人騎手(セファーラジエル=8着)「本来はもう少し前につけられる馬ですが、行き脚がつかなかったですね。道中ペースが落ち着いて時に動いていったんですが…」

 ミルコ・デムーロ騎手(ライラック=9着)「ペースが遅すぎて展開が向きませんでした。道中は他馬にぶつかって動いていったが、結果的にヨーイドンの競馬になって分が悪かった。最後はじりじりという伸びでした」

 岩田望騎手(アーティット=10着)「いい雰囲気で回ってこられたけど、もう少しこの馬の特徴を生かせる展開だったらよかったですね。しまいが速い競馬になってしまいました」

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