こんにちは、山本です。ダービーデーの本日も梅田の会社からのパッチパチ。ていうか、最近はほとんどここだな。ということで、早速行ってみましょうか。
さて、昨夜のこと。ダービー前夜ということで会社を出たのも遅く、考えごとをしていたこともあり、本当は各駅停車に乗らないといけないところを快速電車に乗ってしまったのです。ならば、そのまま三宮（神戸の繁華街）まで出て、一杯やるかと決意。本当に最終まで本当に一杯だけ、恐らく３０分ほどだけ飲んで、帰りの電車に乗り込んだんですよね。
ところが、電車に乗ろうとする直前。もう日をまたいでいるぐらいの時間に、久々にＤ社のＯクンから電話です。電車の乗り換えに失敗して、ワタクシの最寄り駅にたたずんでいるという。で、一杯やりませんか、というお誘い。こういう日って、あるんですよね。次から次に、お酒を飲む方に流れが向かっていくという。結局、午前２時か３時でしょうか。ほぼ記憶も曖昧なままに分かれ、ダービーデーの会社勤務に至ります。徐々に日常が戻ってきた…、って、こんなことで感じなくてもいいんですよね、ホントに。
ということで、そろそろ本題へ。今日はまずダービーの振り返りからいきましょうか。その前に、ご存じの通り、２番人気のスキルヴィング（牡、父キタサンブラック）が急性心不全でこの世を去り、ドゥラエレーデ（牡、父ドゥラメンテ）は落馬で競走中止。無事に走り切るということの大事さ、難しさを痛感した今年の祭典でした。
３歳牡馬の頂点に立ったのはタスティエーラ（牡、父サトノクラウン）。これね、ベラジオオペラやホウオウビスケッツなど皐月賞大敗組が見せ場を作っているんですけど、この伏兵たちはほぼほぼ皐月賞で前に行っていた馬。つまり、あのレースはやはり差し競馬だったということなんでしょうね。タスティエーラはその差し競馬の中で好位から早めに抜け出す、本当に強い競馬をしていたんじゃないか、と。しかし、関東馬が１～３着を独占というアイネスフウジンが勝った１９９０年以来とか。この１年は何だったんだ、というどうしようもない虚しさ…。
さて、２歳馬情報です。まずは予告通り、矢作厩舎のドゥマイシング（牡、父ドゥラメンテ、母フォースタークルック）のお話から入りましょう。ワタクシとドラフトでカブりかけたキュン水納記者からの情報提供です。健気にも、ありがとうございます。現在は栗東で順調に調整が進んでいるようですが今回、水納記者からの報告でオッと思ったのが、矢作厩舎で数々の活躍馬の背中を知る坂井Ｊが「走ると思うよ」と口にしたというのです。坂井Ｊはしっかりとジャッジをするタイプだと思っていまして、懇意にしている水納記者がしっかりと好感触を聞いてくれたというのは心強い限りです。矢作センセイは春先からクラシック路戦を見据えて、と話していましたから、このまま調整を進めるとなれば阪神の芝１８００や中京の２０００ぐらいが視野に入るのかな、なんて勝手に思っています。
そうそう、水納記者がドラフトで触れていたブシン（牡、父Ｉｎｔｏ Ｍｉｓｃｈｉｅｆ、母Ｆｌａｗｌｅｓｓ）も動いてますね。先週の坂路で５１秒６ですか。けど、これは「隠し玉」にはならんでしょう笑。とりあえず、水納記者、ありがとさんです。
さて、矢作厩舎は今まで何度か触れてきましたが、それでも紹介していない血統馬がまだいます。まずはグラヴィス（グラヴィス（牡、父ハーツクライ、母ラヴズオンリーミー）ですね。馬主は先日、ジャスティンパレスでＧ１を勝った三木正浩さん。セレクト当歳セールでは２億８０００万円がつきました。兄にリアルスティール、姉にラヴズオンリーユーを持つ、説明不要の良血馬ですね。この血統を知り尽くす矢作師は「焦らずにゆっくり進めています。きょうだい共通でなぜか左前が硬いという欠点が出ていて、その中では順調にきています」と説明。ラヴズオンリーユーなんて、夏を越えてガラッと変わったりしましたから、ここは成長力に期待です。
続いてはシュヴェリトリリエ（牡、父モーリス、母リスグラシュー）。馬主はキャロット。今日のタスティエーラ、レーンＪを見ながら思い出した１９年の年度代表馬です。ただ、こちらは初子らしくというか、成長がゆっくりな様子。春先には今度の成長力に期待、といった雰囲気でした。
あとはシークレットレーン（牝、父キズナ、母カウアイレーン）。ステイフーリッシュの半妹です。馬主は兄と同じく社台ＲＨ。最初は内向気味だったようですが、徐々に良くなっているようです。「１歳に見た時はステイフーリッシュもそうだけどあまりよく見せないんだけど、（今は）ボリュームが出て良くなってきた。血統的にも期待」と長距離路戦での活躍を思い描いているようでした。
今日はここまで、また明日です。ではでは
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