デットーリ騎手、最後のロイヤルアスコット開催で歴代2位の勝利数マーク「最後になるのは少し悲しい」

デットーリ騎手のインスタグラム(@frankiedettori_)より
デットーリ騎手のインスタグラム(@frankiedettori_)より

 今シーズン限りで現役引退を表明しているランフランコ・デットーリ騎手(52)=イタリア=が25日、自身のSNSを更新。現役最後となった英国伝統のロイヤルアスコット開催の思い出とともに写真をアップした。

 デットーリは「ロイヤルアスコットは私に夢を見させてくれましたが、私のどんなに豊かな想像力でも、何が起こるのかを予測することはできませんでした。30年にわたり、この特別な場所への愛は増すばかり。とんでもない経験だった」とコメントをつづった。

 世界のビッグタイトルを手にしてきた名手は今回の開催で、クラージュモナミ(セン4歳、J&T.ゴスデン厩舎)を勝利に導いたゴールドカップ・G1(芝3990メートル)などロイヤルアスコット開催の勝利を「81」まで伸ばした。英国の競馬専門メディア「レーシングポスト」も25日に、最後の同開催を終えたデットーリの速報をアップ。「ロイヤルアスコットに乗るのが最後になるのは少し悲しいですが、とても良い走りができましたし、歴代ランキングでレスター(ピゴット)=116勝=に次ぐ2位で終えられたのは光栄です」とコメントを紹介している。

 また、デットーリは同開催の最も記憶に残る瞬間として、2019年のゴールドカップ(ストラディバリウスで勝利)当日をピックアップ。「あの日、最初の4レースで勝てたのは素晴らしいことだった。ブリタニアSのツルゲーネフで先頭に立ったときの轟音を覚えています。 スタンドが倒れそうな感じだった」と回想した。

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