
白川郷S(3歳上3勝クラス、芝1600メートル、13頭立て)は、川田将雅騎手が騎乗した1番人気のアスクコンナモンダ(牡4歳、栗東・中内田充正厩舎、父ダイワメジャー)が出遅れを挽回し、4コーナー5番手からゴール前で抜け出した。これで通算成績は10戦4勝となった。勝ちタイムは1分34秒1(重)。
手に汗を握るゴール前の攻防だった。内ラチ沿いを進んでいたアスクコンナモンダだが、直線ではなかなか進路が見つからず、最後の最後に1頭分のスペースを突いて勝利。2着のペースセッティング(団野大成騎手)に首差だったが、着差以上に強い内容だった。
川田騎手は「前回よりも落ち着いて競馬に向かえた分、走りもある程度の内容で、競馬ができました。この精神状態で次も向かえればというところです」と振り返った。