さぁ、始めよう(栗東)

クロワデュノール
クロワデュノール

 こんにちは、山本です。今週は遅ればせながら、栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今日は仕掛けが遅くなってしまいましたので、前振りゾーンは省略とさせていただこうかと思います。では、早速本題へ。

 いや、栗東でも明らかに増えてきました。緑ゼッケン、いわゆる2歳馬であることを示すゼッケンです。昨年、一気にゼッケンの色彩が変わり、多くの人が戸惑っていましたし、ワタクシはいまだに全く慣れませんが、若駒であることが分かる緑ゼッケンは不変でホッとひと息。変わらないこともいいことです。

 今日の栗東にも数頭、入ってきていました。目を引いたのが斉藤崇厩舎の2頭です。覚えている方も多いかもしれませんが、今や3歳牡馬路線の不動の横綱、クロワデュノール(牡、父キタサンブラック)はこのくらいの早い時期に栗東へ入って、調教を積み、斉藤崇調教師の高い評価を感じていました。そういった意味では、早く入った馬にはどうしても目を奪われてしまう。そうそう、クロワデュノールは本日の栗東に戻ってきましたよ。詳しくは当社HPを。

 今日入ってきたのはキャロットのビジュアライズ(牡、父キズナ、母サークリング2)と、林正道オーナーがセレクト当歳セールで3000万円で落札したエリカポンシャンの23(牡、父アルアイン)。後者は叔父に今週のダイオライト記念を勝ったセラフィックコールがいますね。今年は、厩舎ゆかりの「あの名牝」の初子なども入ってくる予定。すでに、今年の2歳世代について聞くアポは取らせてもらいましたので、また近いうちにお伝えできると思います。

 今年の2歳世代の超目玉新種牡馬はコントレイルなんですが、その子供も栗東に入っていました。吉岡厩舎のオーロラボレアリス(牝、父コントレイル、母エスキモーキセス)で、お母さんは米G1馬という血統ですね。こちらも近いうちに取材できれば。

 宮本厩舎には米重賞勝ち馬を母に持つカトマンズゴールド(牝、父ゴールドシップ、母カトマンブルー)が入ってきました。「このお父さんだけど、気性は素直。480キロ以上あるけど、重苦しさはないよ。走りそうな雰囲気を感じます」と宮本調教師は手応え。今後の取材が楽しみになるような感じでした。

 最後に福永厩舎。こちらも一頭、ライオンのイニシオ(牡、父キタサンブラック、母ウインミレーユ)が入ってきています。伯父にビートブラックがいる血統で、セレクト1歳セールでは8800万円で落札されました。この馬に対する福永調教師の感触は非常にいい。「今日(水曜日)、初めて乗ったけどいいわ~。速いところをやらないと分からない面があるけど、脚が軽くて、バネがある」と笑顔を浮かべていました。セリの時から見ているようで、その頃から高く評価していたみたいです。その見た目と、実際に跨がった感触の良さが重なったうれしさというのが伝わってきました。当然、今後も注目でしょう。

 福永厩舎でいえば、報知杯FRでスムーズさを欠いたランフォーヴァウ(牝、父ロードカナロア)は桜花賞へ、チャーチルダウンズCに出走するアスクセクシーモア(牡、父キタサンブラック)は新たに岩田望Jとコンビを組みます。

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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