
こんにちは、山本です。今日は阪神競馬場からのパッチパチ。社杯ですねぇ、本日は。まぁ、そんな大層なことでもなく、いつも通りにパッチパチといきますか♪
さて、火曜日のこと。実は朝から仕事はなかったけど、午前5時半には西宮の自宅から栗東へ向かっていました。実は先週末、この火曜日に引退の音無調教師に「朝は坂路に行くぞ」と言われていたから。取材はないけど、ホントに最後の坂路小屋ということで同行しようかな、と。そこでXにポストした通り、音無調教師を待っていた矢作調教師がいたりして、ワイワイとさせてもらったのですが、調教が終わった後には調教師部屋にあがって、片付けのお手伝い、のはずでした。が、色々と出てくる思い出のある物を見るたびに、先生の手が止まる止まる。結局、ほぼ片付かないままに「あとは明日だな」とポツリ。言われたから、行きましたよ、すでに引退後の水曜朝も。この日はお昼もご一緒させてもらい、何だか終わった感じが全くしない1週間。何せ元気ですからねぇ。
そんな水曜日に平井助手から「皆さんにプレゼントしてあげてください」と言われたのが本日の紙面、またはXで告知している数々の管理馬の調教ゼッケン&蹄鉄です。以前から聞いてはいたんですが、平井助手の願いは「なるべく、たくさんの方に間口が広がるように」と。自分でもファンの多かった個性派を多く管理していたのは分かっているようですし、こういう申し出はありがたい限り。詳しくは紙面&Xを見ていただきたいと思いますが、ミッキーアイルの衝撃2歳レコードVが2013年。もう、12年の付き合いにもなるのね…。
ということで、紙面掲載のゼッケンプレゼント、どしどし応募くださいということで、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬を中心に見て行きましょう。
明日は中山になりますが、再びの社杯。報知杯弥生賞ディープインパクト記念が行われます。まぁ、牡馬戦線最初のトライアルということで決まってないところが多いですし、まだ出否が曖昧なところもあるんですが、一応、主な出走予定馬ということで「皐月賞への道」を作ってみました。
報知杯弥生賞〈1〉
報知杯弥生賞〈2〉
報知杯弥生賞〈3〉
スプリングS〈1〉
スプリングS〈2〉
スプリングS〈3〉
若葉S〈1〉
若葉S〈2〉
〈9〉クロワデュノール(牡、父キタサンブラック)=栗東・斉藤崇、5400万
〈10〉マスカレードボール(牡、父ドゥラメンテ)=美浦・手塚久厩舎、2850万
〈11〉サトノシャイニング(牡、父キズナ)=栗東・杉山晴、2800万
〈12〉エリキング(牡、父キズナ)=栗東・中内田、2200万
〈13〉リラエンブレム(牡、父キズナ)=栗東・武幸、2050万
〈13〉ニシノエージェント(牡、父イスラボニータ)=美浦・千葉、2050万
〈15〉ジョバンニ(牡、父エピファネイア)=栗東・杉山晴、2000万
〈16〉ミュージアムマイル(牡、父リオンディーズ)=栗東・高柳大、1900万
〈17〉マジックサンズ(牡、父キズナ)=栗東・須貝、1600万
〈17〉サトノカルナバル(牡、父キタサンブラック)=美浦・堀、1600万
〈19〉ドラゴンブースト(牡、父スクリーンヒーロー)=栗東・藤野、1550万
〈20〉カラマティアノス(牡、父レイデオロ)=美浦・奥村武、1300万
㉑ジュタ(牡、父ドゥラメンテ)=栗東・矢作、1200万
㉑ジーティーアダマン(牡、父ルーラーシップ)=栗東・上村、1200万
㉓アスクシュタイン(牡、ドゥラメンテ)=栗東・藤原、600万
㉓ジェットマグナム(牡、父ヘンリーバローズ)=栗東・安達、600万
まず、今年の賞金は出走馬決定順となっております(詳しくは昨日更新分をご覧ください)。で、昨日も書きましたが、この段階では、まぁボーダーが高いこと。これから、トライアルの枠も埋まるので、もうちょっとは下がると思いますが、いずれにせよ「狭き門」です。
ということで、この弥生賞が勝負駆けという馬がほとんどなワケで、矢作厩舎のジュタ(牡、父ドゥラメンテ)もその一頭でしょうね。前走の若駒Sで2勝目を挙げましたが、「もっと突き抜けてほしいという感じもあるけどね」と矢作調教師は冷静に分析します。紙面の原稿でも書きましたが、1歳上のシンエンペラーと同じように成長曲線が緩やかなイメージ。その中で賞金を加算しつつ、トライアルに出走というのは高い能力の証でもあります。「一戦ごとに良くなっているのは間違いない。ここでどこまでやれるかでしょう」とトレーナー。雪で前売りが中止になったように、パンパンになりそうにないという馬場も、この馬にはプラスじゃないでしょうかね。
さて、矢作厩舎といえば大器候補として注目を集めるキングスコール(牡、父ドゥラメンテ)がいよいよ、来週のスプリングSで復帰します。今週の栗東で1週前追い切りが終わった後、矢作調教師から開口一番、飛び出した言葉は「重いです」。そして、こう続けました。「休み明けだなという感じはします。札幌以来で骨折明け。楽な条件ではないですよね」。ただ、この馬の能力というのは非常に高く買っていて、慎重に復帰時期を検討。「これ以上は待てない」というラインだったようです。「来週のひと追いで8分ぐらいまで持っていければ。新馬の時も8分ぐらいだったしね」。能力に期待という現状ですが、今週の追い切りで負荷をかけたことで、どこまで上がってくるか。けど、取材の感触からしても、賭けてみたい未知の魅力があるんですよねぇ。
では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
阪神9R・3テレサ(前回は結果的に7ハロンの最内枠でリズムを乱した。この馬が勝った新馬はハイレベルとして知られる一戦。立て直したここはすんなり勝つ)
続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。
阪神4R・14タマモティーカップ(「ダートはよさそうだし、距離もむしろいいと思う」と喜多助手は変わり身に手応え)
阪神10R・8ツインクルトーズ(前回は展開不向き。ここは先行劇かが濃厚)
中山1R・12サーフプラチナム(展開次第も息の長い脚使える点を評価)
今日はここまで、また次回です。ではでは