
【阪神11R・大阪城ステークス】ここは2頭出走している4歳馬の素質を評価して予想を組み立てた。◎オールナットは連勝して挑んだ前走の東京新聞杯で9着。初のマイル戦で対応できなかった面もあるが、好メンバーを相手に経験を積めたことはプラスに出るはず。2、3走前は1800メートルで連勝していて、いずれも追ってからしっかりと伸びて勝ち切る好内容だった。
調教はいつも通り、高野厩舎流で栗東・坂路の一日2本追いで乗り込んだ。先月27日にはラスト1ハロン11秒8と鋭い動きをみせており、ここを目標に仕上がりは良好だ。半姉は15年のジャパンCを制したショウナンパンドラで、まだまだ自身も伸びしろは十分にある。2戦2勝と得意の距離で行われるリステッド競走なら、まず好勝負になる。勝って次のステージへ。
対抗のウエストナウはブリンカーを着用した前走で復調した。今回と同じ舞台のデビュー戦を好時計で勝ち、続く京都新聞杯でも2着と重賞でも通用している。前走が首差の2着だったデビットバローズも、引き続き上位争いになる。