日曜の注目激走馬3選…好調の若武者が継続騎乗 「末脚性能が上位」で未勝利脱出へ

高杉吏麒騎手
高杉吏麒騎手

★阪神2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=モズケイスター

 昨年12月の京都でデビューしたモズアスコット産駒はここまで3戦を消化。2走前は15着に大敗しているが、前走は内容が一変し、2着に好走している。

 その前走はいつも通りに序盤でエネルギーを温存する展開に。直線で大外に持ち出すと後方から一気に加速。際どい2着争いを制し、勝ち馬に0秒3差まで詰めた末脚が光った。

 今回の激走馬にピックアップされた要因は「末脚性能が上位」と「能力指数が上位」で、さらにバイタルジョッキーに選ばれた高杉吏麒騎手の継続騎乗が後押しになる。

★中山8R・4歳上2勝クラスの馬トク激走馬=ライラスター

 未勝利は芝で、1勝クラスはダートで勝ち上がった二刀流の6歳馬。5走前からダートに投入されていたが、結果が出てなかったため、再び芝にチャレンジしてきた。

 現級では2度しか芝を使われていないが、一昨年12月に同舞台を経験。0秒5差の4着に健闘している。当時と同じくブリンカーを再び装着する点も激走のヒントかもしれない。

 今回は「前走より枠順が好転」と「配当妙味ある厩舎所属」の2点が激走馬の要因。前走から少し間隔はあいたものの、仕上指数は1位と状態面のデータも見逃せない。

★阪神12R・4歳上2勝クラスの馬トク激走馬=レイズカイザー

 一昨年に未勝利、1勝クラスを連勝したヘニーヒューズ産駒。それ以降は長期休養をたびたび挟みながら現級で4戦を消化し、ようやく続けて使えるような状態になってきた。

 前走は序盤で力んだため後方で折り合いに専念する展開となったが、直線で外に出してからは1頭だけ違う脚勢を披露。最速の上がりで5着を確保した力量は見限れない。

 激走馬の要因としては「騎手が好調」と「馬体重あり馬格上位」の2点で、前者はバイタルジョッキーの一人に選ばれている岩田康誠騎手。ひと押しが利くとみていい。

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル