走っていないのにトレンド入りの珍事?牡馬クラシックの最有力候補に「すでにラスボス感」「三冠濃厚に?」

昨年末のホープフルSを制したクロワデュノール
昨年末のホープフルSを制したクロワデュノール

 皐月賞のトライアル第1弾、報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(芝2000メートル)が9日、中山競馬場で行われたが、そのレース結果を受けて出走していない3歳馬がX(旧ツイッター)のトレンドで上位に入る珍事が起きている。

 同レースを勝ったのは、杉原誠人騎手が騎乗した単勝7番人気のファウストラーゼン(栗東・西村真幸厩舎、父モズアスコット)だった。今回も前走のホープフルSと同様に向こう正面からまくる戦法に。ホープフルSではゴール前で2頭に交わされたが、今回はわずか首差で後続の追撃をしのいだ。前走のホープフルSはクロワデュノールが後続に2馬身差で完勝し、JRAの最優秀2歳牡馬に選ばれている。

 この結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げている元騎手の安藤勝己氏(アンカツ)がレース直後に自身のXを更新。「こんなに上手くホープフルSの再現ができるんかと驚いた」と勝ち馬のレースぶりに驚いているほど。さらに、クラシック戦線を見据え、「クロワデュノールはかなり強いとここでも再認識」とポストしている。

 ファウストラーゼンの勝利にもかかわらず、ネットで沸騰しているのがクロワデュノールだった。本番の皐月賞・G1(4月20日)に直行が決まっている2歳チャンピオンにSNSでは「走っていないのにトレンド入り」「ファーストラーゼンが勝って評価がドンドン上がる」「今年のクラシック前哨戦が終わるたびに評価が上がるの面白い」「昨年のホープフルステークスを改めて見直すと別格に強いね」「三冠馬取れるかドキドキしてます」「なにもしなくても評価が上がる」「三冠が確実になって来ましたね」「何者なん?バケモン?」「バケモンです」「一強ムードが更に強まりそう」「もうイクイノックスの再来なので早く種牡馬にした方がいいです」「このまま三冠かな」「1強で揺るぎないな」「春二冠はとりあえず固そう」「格付け済んでない馬ってもうエリキングとキングスコールだけか?」「脅かす存在はいないな」「まだクラシック始まっても無いのにすでにこのラスボス感…」「ガチの化け物かもしれない」「何もかも破壊して三冠を取る」「株がまた爆上がりしてしまった」「三冠濃厚になりました?もしかして」など多くのコメントが寄せられている。

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