【阪神9R・アルメリア賞】紅一点のテレサがV 母はフランスの重賞馬 松山弘平騎手「きれいな走り」

アルメリア賞を勝ったテレサ(カメラ・玉木宏征)
アルメリア賞を勝ったテレサ(カメラ・玉木宏征)

 3月9日の阪神9R・アルメリア賞(3歳1勝クラス、芝1800メートル=8頭立て)は、紅一点の1番人気テレサ(牝、栗東・吉岡辰弥厩舎、父アドマイヤマーズ)が勝ち、貴重な賞金加算に成功した。1000メートル通過60秒5のスローに落としての逃げ切りで、勝ち時計は1分47秒2(良)。

 松山弘平騎手は「少頭数でスタート良く、持ったまま行く形になりました。できれば壁をつくりたかったんですが、ペースが遅かったですし、能力の違いで行く形でした。リズム良く最後もしっかり伸びてくれて、強い競馬だったなと思います」と相棒をねぎらった。

 課題の折り合いに関しては「ハナに行ってたので。距離はまったく問題なく、むしろきれいな走りをしてるなと。きょうみたいな馬場も良かったと思います」と振り返った。

 吉岡調教師は「調教では馬の後ろで我慢させていましたが、ゲートが速く、行く馬もいなかったですからね。前走より道中はリラックスして上手に走っていました。覆面や、クロス鼻革の効果もあったと思います。この舞台で逃げ切るのは難しいと思いますが、いい競馬でした。今後はオーナーと相談して」と喜んだ。

 母は19年のミネルヴ賞・仏G3(ドーヴィル・芝2500メートル)を勝っており、オークス路線に進むのか、桜花賞を目指すのか、動向が注目される。

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