
中山11R・報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2・馬トク激走馬=ファウストラーゼン
前走のホープフルSで17番人気ながら3着に粘り込んだモズアスコット産駒。後方待機から一気に進出し、3コーナーで先頭。直線でも簡単にバテなかったレースぶりに高いポテンシャルを感じた。先着を許したクロワデュノール、ジョバンニはクラシックをけん引する素質馬たちだけに、ここに入れば実績も上位級にランクできる。
1週前に栗東に駆けつけた杉原騎手はWコース長め先着の走り(6ハロン81秒4―11秒4)に「終始、楽でした。まだ幼いところはありますが、前回より動けるようになっています」と手応えを得たようだ。直前の坂路も最後仕掛けて推進力あふれるフットワーク。ここへ向け、仕上がりは良好だ。「ヨーイドンにならなければ」と鞍上が語ったように、今回も積極的に動いていくことが想定される。差しも利き始めたが、前残り前提のAコースで前走同様の粘り脚を発揮すれば当然馬券圏内に食い込んでいい。