【金鯱賞】デシエルトが坂路で上々の気配 初コンビの武豊騎手はレース前日15日がバースデー

デシエルト
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◆第61回金鯱賞・G2(3月16日、中京・芝2000メートル=1着馬に大阪杯の優先出走権)追い切り=3月12日、栗東トレセン

 同舞台の中日新聞杯を制し重賞2連勝を狙うデシエルト(牡6歳、栗東・安田翔伍厩舎、父ドレフォン)は坂路を54秒3―12秒8。軽めだったが、馬体の張りなども良く3か月ぶりの実戦でも力を出せる仕上がりだ。「昨日(11日)から戦闘モードに入っているので、なだめる程度」と安田調教師は最終追い切りのテーマを説明した。

 今回、初コンビを組む武豊騎手はレース前日の15日が56歳の誕生日。金鯱賞で勝利すれば、2着馬に1秒8もの大差をつけた1998年のサイレンススズカ以来、27年ぶりになる。「ありがたいよね。この年齢で有力馬を依頼してもらってね」とレジェンド。“伝説の一戦”以来の当レース白星で、1日遅れで自らのバースデーを祝う。

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