【船橋競馬・京成盃グランドマイラーズ(11日)】フォーヴィスムV 直線一気決めた!

フォーヴィスム(手前)は、直線一気の追い込みで、ムエックス(奥)をかわし3度目の重賞制覇
フォーヴィスム(手前)は、直線一気の追い込みで、ムエックス(奥)をかわし3度目の重賞制覇

 今年からS1に昇格した第28回京成盃グランドマイラーズは11日、トップマイラー10頭が船橋競馬場の1600メートルを争った。2番人気のフォーヴィスム(吉原寛)が、直線一気の追い込みで、先に抜け出した1番人気のムエックスを首差かわし、前走の兵庫ゴールドトロフィー・Jpn3に続き重賞を連勝、3つめのタイトルをつかんだ。上位2頭には、かしわ記念・Jpn1(5月5日、船橋)への優先出走権が与えられた。

 直線一気。勝利をもぎ取ったのはフォーヴィスムだった。「最後の脚に賭けていた」と吉原寛。リズム重視で道中は7番手を追走。脚をためつつ、ス~ッと馬群を縫って前に進出していった。6番手で直線に向き、鞍上のムチが入るとエンジン全開。一気に脚を伸ばして、先に抜け出していたムエックスに強襲。ゴールできっちり首差差し切った。

 吉原寛は「いい脚だったし、手応えはずっとあった。かわしてくれると信じて乗った」と会心の笑顔。「使うたびに良くなっている。まだまだ、大きいところが取れる馬」と、権利をとった、かしわ記念でのJRA馬との対戦を前に、自信をのぞかせた。

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