
【阪神11R・コーラルステークス】レースを使うごとに地力をつけてきたモズミギカタアガリを◎に抜てきする。前走のバレンタインSは好位からしっかりと脚を伸ばし、勝ち馬から0秒2差の4着とオープンでめどが立つ内容。以前のホッカイドウ競馬所属時に、23年の報知新聞社杯エーデルワイス賞・Jpn3を制している力を示した。
毎月1戦しているようにコンスタントに使われているが、最終追い切りでも併せ馬できびきびと動いていた。状態に関しても高いレベルで安定している。ここは前走より1キロ減の55キロで出走でき、脚質的にも直線が短くなるのは好材料。ロスが少なくなる内枠も味方になりそうで、上昇気流に乗る4歳馬が勝機を迎えた。
相手はやはりヤマニンウルス。芝の前走は度外視でき、ダートに戻れば巻き返してくるのは確実。ただ、初の1400メートル戦で59キロというのは若干、不安がある。サルヴァトーレは前走で◎と差がない5着。東京のダートを主戦場としてきた馬で、久々の右回りが課題にはなるが、流れが速くなれば差し込んでくる。