【函館11R・巴賞】アラタが約2年ぶりの勝利 横山武史騎手「重賞を勝ったくらいうれしい」

巴賞をアラタで制し、ガッツポーズで引き揚げててくる横山武史騎手(カメラ・松末 守司)
巴賞をアラタで制し、ガッツポーズで引き揚げててくる横山武史騎手(カメラ・松末 守司)

 7月2日の函館11R・巴賞(3歳上オープン、芝1800メートル=16頭立て)は、2番人気のアラタ(牡6歳、美浦・和田勇介厩舎、父キングカメハメハ)が、直線で差し切り、21年9月のケフェウスS以来、約2年ぶりの勝利を挙げ、函館記念・G3に向け大きなステップを踏んだ。勝ち時計は1分48秒0(良)。

直線で力強く抜け出して勝利したアラタ(カメラ・松末 守司)
直線で力強く抜け出して勝利したアラタ(カメラ・松末 守司)

 道中は4番手の内を進んだ。勝負どころで外に持ち出すと、先に抜け出したドーブネ(武豊騎手)を一完歩ずつ追い詰め、ゴール前で3/4馬身差退けた。横山武史騎手は、「重賞を勝てたくらいうれしいです。1800メートルは1ハロン忙しいと思っていましたが、内枠だったのでうまくカバーできました。想像通りの展開になったし、完璧に乗れました。賞金を加算できたし、使うレースを選びやすくなりましたね。とても大きな1勝でした」と満面の笑みを浮かべた。

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