7月8日の函館11R・マリーンS(3歳上オープン、ダート1700メートル、14頭立て)は、1番人気のペプチドナイル(牡5歳、栗東・武英智厩舎、父キングカメハメハ)が逃げ切り、前走の大沼Sに続いて2連勝を飾った。勝ち時計は1分43秒0(良)。
スタートを決めるとそのままハナへ。直線に入っても脚勢は衰えず、後続に3馬身半差をつける圧勝だった。藤岡佑介騎手は「つかまっているだけでした。前走で同じレースに乗っていて強いのは分かっていたので、不安なく自信を持って乗れました。馬は活気に満ちあふれていて、先頭に立っていても走る気が満々でした。まだ完成されていない感じなのに、これだけのパフォーマンスができるので重賞でも楽しみです」と高く評価していた。
管理する武英調教師も「夏は(8月6日のエルムSを含め)3戦に参戦する予定なので目いっぱい仕上げていた訳ではないけど、時計も優秀だし、内容はありましたね。環境に弱いところを函館で見せていたので、札幌に変わってその辺りに気をつけてやっていきたいですね。次の鞍上は富田暁騎手です」と次走を見据えた。