古川奈穂騎手が自身初の1日2勝でJRA通算30勝に到達 函館7Rをルヴェルジェで勝利

ルヴェルジェの口取り撮影で前に行きすぎ、カメラマンに制されピタリと止まる古川奈穂騎手(カメラ・松末 守司)
ルヴェルジェの口取り撮影で前に行きすぎ、カメラマンに制されピタリと止まる古川奈穂騎手(カメラ・松末 守司)

 3年目の古川奈穂騎手=栗東・矢作芳人厩舎=が、7月8日の函館7R・3歳上1勝クラス(ダート1000メートル、12頭立て)で、1番人気のルヴェルジェ(牝4歳、栗東・小林真也厩舎、父マクレーンズミュージック)で勝利し、2Rに続き函館3勝目、今年13勝目を挙げJRA通算30勝に到達した。

 好位2番手から抜群の手応えで4角で逃げ馬に並びかけると、直線は伸びるだけ。後続に3馬身差をつけてゴールした。古川は「普段から気が入りやすいタイプで、厩舎の方々と工夫してきました。競馬前も担当の方がなだめてくれて、厩舎の方々のお陰で勝てました。去年(3勝)より勝ちたいと思っていたし、1日2勝は初めて。意識して乗っていました」と笑顔が弾けた。

 G1騎乗が可能となる31勝へ王手をかけた。

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