【福島11R・阿武隈S】シンボが3勝クラス24戦目で悲願のオープン入り  小崎憲調教師「名前通り辛抱してくれた」

勝利したシンボ(左)。辛抱が実った(カメラ・荒牧 徹)
勝利したシンボ(左)。辛抱が実った(カメラ・荒牧 徹)

 7月8日の福島11R・阿武隈S・3勝クラス(芝1800メートル=11頭立て)は、5番人気のシンボ(牡6歳、栗東・小崎憲厩舎、父ベーカバド)が24戦目で現級を卒業し、オープン入りを果たした。勝ち時計は1分48秒0(良)。

 好スタートから道中は3番手。4角2番手まで押し上げた迎えた直線はしぶとく伸び続けて、2着馬の追い上げを首差で退けた。初コンビだった戸崎圭太騎手は「すごく乗りやすい馬。内枠(1枠1番)だったのでいい位置で競馬ができればと思って出していった。東京みたいな速い馬場よりは(福島の馬場は)良かったと思います」と、自身の43歳バースデーVを笑顔で振り返った。

 小崎憲調教師も「今日はジョッキーがいい競馬をしてくれました」と感謝。長らく3勝クラスで戦い続けただけに「名前通り辛抱してくれたし、偉い馬。夏はお休みになると思います」と、ひと息入れてオープンに挑戦したい考えだった。

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