【函館1R・2歳未勝利】武豊騎手との2度目のコンビでブシンが初V 全兄はケンタッキーダービー馬

武豊騎手と2度目のコンビで初勝利を挙げたブシン(函館競馬場で、カメラ・松末 守司)
武豊騎手と2度目のコンビで初勝利を挙げたブシン(函館競馬場で、カメラ・松末 守司)

 7月9日の函館1R・2歳未勝利(ダート1000メートル、12頭立て)は、武豊騎手と2度目のコンビを組んだブシン(牡2歳、栗東・森秀行厩舎、父イントゥミスチーフ)が、外から差し切ってデビューから3戦目で勝利した。勝ち時計は59秒6(良)。

 道中は4番手。直線に向くと前とは離れていたが、外からメンバー最速の上がり3ハロン36秒0の末脚でゴール前できっちりとワイワイレジェンドを頭差とらえた。

 全兄に20年ケンタッキーダービーを制したオーセンティックがいる良血馬がダートに替わりで初勝利。武豊騎手は、「入れ込みはそれほどでもなかった。ダートは返し馬から合いそうな感じだった。道中は行きっぷりは良くなかったけど、じわじわと行った。まだまだ走りそうだよ」と手応えを伝える。

 管理する森調教師は、「良かったと思います。距離が長い方がいいと思う。3回使っているので連闘(来週の函館2歳S)はないと思う」と話した。

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