7月9日の函館11R・五稜郭S(3歳上3勝クラス、芝1800メートル=14頭立て)は、7番人気の伏兵アケルナルスター(牡4歳、美浦・清水英克厩舎、父トーセンラー)が、直線で力強く抜け出し、オープン入りを果たした。勝ち時計は1分47秒1(良)。
序盤は後方に位置したが、向こう正面でスローペースとみると外の3番手まで進出。余力十分で4角を回り、直線ではしっかり脚を使って混戦のゴール前を制した。丹内祐次騎手は「1800メートルなら早めに動いてももつと思った。攻め馬に乗った感じからトモ(後肢)の入りも良かったので、状態が良かった。しまいもしっかり脚を使ってくれました」と納得の表情を浮かべた。