日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2023(主催・一般社団法人日本競走馬協会)は、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。7月11日は今年生まれた当歳馬のセールで、午前9時30分にスタートした。
上場番号499番の「ウォークロニクルの2023」(牡、父キタサンブラック)は2億9000万円で落札された。近親にG1・4勝のクロノジェネシスなどを持つ血統。この日最後のキタサンブラック産駒の上場だったが、4000万円からスタートした価格はあっという間に大台超え。最後まで大人気だった。購買者は「ショウナン」の冠名で知られる国本哲秀氏。
国本哲秀氏「セールの前からこの馬は落札したいと狙っていました。血統というよりは、見た目がとてもいい馬。セールでは夢を買っている」