7月15日の福島5R・2歳新馬戦(芝1800メートル、14頭立て)は、2番人気のエコロマーズ(牡、栗東・牧浦充徳厩舎、父シルバーステート)が、4コーナー先頭から押し切って初陣を飾った。勝ちタイムは1分52秒0(稍重)。
大外枠からスタートを決めると、抜群の行きっぷりで2番手を追走。4角も抑え切れない手応えで進出すると、最後の直線でも力強く末脚を伸ばし、先頭でゴールを駆け抜けた。
ミルコ・デムーロ騎手は「まじめだけど、お客さんを見て返し馬で物見をしていたので早めに先頭に立ちたくなかったけど、内ラチを取ったらまっすぐ走っていた。最後も少しずつ外に出していったら、その後まっすぐ走ってくれました。強い馬ですね」とたたえた。牧浦調教師は、先週も同じオーナー&ジョッキーのコンビで芝1800メートルの新馬戦をV。「こちらの方が最初から動ける感じはありました。返し馬で物見をしたけどジョッキーがうまくやってくれました」と勝利の味をかみしめた。今後は馬の状態を見ながら札幌2歳Sなどを視野に入れている。