12年フェアリーS2着のマイネエポナを母に持つフユソウビ(牡2歳、美浦・青木孝文厩舎、父ロージズインメイ)は、7月23日の札幌5R・新馬戦(芝1800メートル)で丹内祐次騎手を背にデビュー予定だ。18日は札幌競馬場で馬場に入り、調整した。
きょうだいに目立った活躍馬はいないが、12日の追い切りでは美浦・Wコースで1勝クラスの僚馬を3馬身半追走から併入と、上々の動きを見せた。佐藤助手も「乗った感じは柔らかいし、乗り味がいいですね。子供っぽいところはあるけど、走っちゃえば真面目です」と、手応えを口にする。
猛暑とかけ離れた馬名の由来は、冬に咲くバラを表す「冬薔薇(ふゆそうび)」。北の大地に涼しげな大輪の花を咲かせる。