◆第71回クイーンS・G3(7月30日、札幌競馬場・芝1800メートル・牝馬限定)
前日発売の最終オッズが7月29日、発表された。
単勝1番人気は、今年のシンザン記念を勝ち、当時の鞍上・武豊騎手とのコンビで参戦する(3)ライトクオンタム(牝3歳、栗東・武幸四郎厩舎、父ディープインパクト)で4・2倍となった。2番人気は昨年の札幌2歳Sの覇者で、今年のオークスでも3着に好走した(7)ドゥーラ(牝3歳、栗東・高橋康之厩舎、父ドゥラメンテ)で4・6倍。鞍上は引き続き斎藤新騎手。3番人気は昨年の愛知杯を勝ち、前走の函館記念で2着に好走している(4)ルビーカサブランカ(牝6歳、栗東・須貝尚介厩舎、父キングカメハメハ)が7・0倍。今回はクリストフ・ルメール騎手が初めて手綱を執る。以下は(11)ジネストラ(牝5歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父ロードカナロア)が8・4倍、(1)コスタボニータ(牝4歳、栗東・杉山佳明厩舎)が9・9倍で続いている。上位5頭が10倍を切っている。
混戦模様だけに、馬連は全て10倍以上のオッズ。1番人気は(4)―(7)で13・2倍、2番人気が(3)―(7)で14・5倍。3番人気が(7)―(11)で16・9倍、4番人気が(1)―(7)で19・8倍、5番人気は(3)―(4)の21・9倍と続き、馬連は(7)ドゥーラからの組み合わせが売れている。
馬単の1番人気は(7)→(4)で20・7倍。2番人気が(7)→(3)で22・5倍。3番人気が(3)→(7)で27・2倍。4番人気が(7)→(11)で28・8倍で続き、そのあと馬単7番人気までが(7)ドゥーラが入った組み合わせ。
3連単の1番人気は(11)→(7)→(2)が60・4倍。2番人気が(7)→(3)→(4)で80・0倍。3番人気が(7)→(4)→(3)で80・1倍。5番人気からが万馬券となっている。全体的に見ても、3歳馬ドゥーラが一応、人気の中心ではあるが、かなりの混戦であることがうかがえる。