【小倉11R・阿蘇ステークス】待ちに待った夏の小倉が開幕。今年は4週間と短いだけに「傾向がつかめないまま終わった」となってしまわないよう、しっかり取材を重ねて結果につなげたい。
オープン特別にしては好メンバーとなった感のある初日メイン。◎キングズソードの連勝に期待した。近4走が全て上がり最速。昇級後の2走は重馬場とはいえ1800メートルをともに1分49秒台で走破と、すでに重賞を勝ってもいいだけの力を示している。
調教では目の覚めるような動きをしないタイプだが、この中間も順調にメニューを消化。昨夏の当地で1勝クラスを圧勝した時と同様、暑さがこたえている様子はない。川田騎手とのコンビ継続も心強い限り。中団から自慢の決め脚を繰り出し、突き抜ける。
アラジンバローズは当舞台で3戦2勝、2着1回。立ち回りのうまさを存分に発揮している。近2走で脚質の幅も広がった。引き続き上位争い。ビヨンドザファザーは先行馬にタフな流れになればゴール前で強襲。骨折明けも仕上がり良好なブリッツファングも怖い。