◆第59回札幌記念・G2(8月20日、札幌競馬場・芝2000メートル)
昨年の香港ヴァーズの覇者で、前走のドバイ・シーマクラシック(6着)以来の久々となるウインマリリン(牝6歳、美浦・手塚貴久厩舎、父スクリーンヒーロー)が、最終追い切り後も順調さをアピールした。レースを2日後に控えた8月18日は、札幌・ダートコースをゆったりとしたキャンターでじっくりと時間をかけて乗り込んだ。
矢嶋技術調教師は「速いところをやった後で、歩様を確かめるのと気持ちのコントロールを考えて調整しました。帰ってきて調子が悪かった時期は脱して、復帰戦としてはちょうどいい感じ。良くなっていますよ」と、うなずいた。昨年の3着馬で舞台適性は高く、今年も侮れない雰囲気だ。