【セントライト記念展望】菊花賞に向け好発進を決めたい皐月賞馬ソールオリエンス

セントライト記念の登録馬。※騎手は想定
セントライト記念の登録馬。※騎手は想定

 第77回セントライト記念・G2が9月18日、中山の芝2200メートルで行われる。

 デビュー3連勝で皐月賞を制し、2冠を目指した日本ダービーではタスティエーラに首差惜敗したソールオリエンス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎)。美浦ウッドチップでの1週前追い切りは、3頭併せの最後方から、直線仕掛けて6ハロン80秒5―11秒3。しっかりと動かした。手綱を執った横山武史騎手は「思っていた以上の成長曲線を描けていると思います。トモ(後肢)が良くなり、力強さが加わってきています」と好感触。菊花賞に向け、好発進を決めたい一戦。

 ラジオNIKKEI賞3着レーベンスティール(牡3歳、美浦・田中博康厩舎)は、デビュー戦でソールオリエンスの2着。1週前はウッドチップで80秒8―11秒4。十分な負荷をかけており、直前でどこまで気持ちが入ってくるかに注目。

 日本ダービー9着以来のシャザーン(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)、宝塚記念10着のドゥラエレーデ(牡3歳、栗東・池添学厩舎)も、ひと夏を越しての成長に期待。(大上 賢一郎)

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