◆第77回セントライト記念・G2(9月18日、中山競馬場・芝2200メートル)追い切り=9月14日、美浦トレセン
トライアルで菊花賞(10月22日、京都)への切符を手にしたいキングズレイン(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ルーラーシップ)がWコースの3頭併せで順調ぶりを見せつけた。外フロムナウオン(3歳1勝クラス)、内ウインマリリン(6歳オープン)との3頭併せの真ん中から、6ハロン84秒0―11秒5で強めに追って併入に持ち込んだ。
手塚調教師は「あの中では一番調教で動かないから手応えは劣ったけど、この馬なりには動いている。ホープフルSの時くらいの出来になってきている。何とか権利を取りたい」と手応えを口にした。春は毎日杯で12着に敗れてクラシック路線に乗れなかったが、前走の町田特別で3勝目を挙げており、巻き返しムードが漂う。