9月24日の阪神4R・2歳新馬戦(ダ1800メートル=8頭立て)は、1番人気に支持されたソニックスター(牡、美浦・木村哲也厩舎、父イントゥミスチーフ)が、直線力強く抜け出して初陣を飾った。勝ち時計は1分56秒5(良)。
ファンの期待にきっちりと応えた。「背中のすごくいい馬で、将来が楽しみな馬です」と手綱を執った川田将雅騎手は好発進に満足げ。1番枠から道中は中団を進み、4コーナー手前から先頭集団へ。あとはしっかりと末脚を繰り出し、後続に3馬身半差をつけた。
木村調教師は「窮屈な枠だったので、前半は馬もびっくりしていた部分も。色んな経験をさせてもらいながら、うまく立ち回ってくれました。見栄えのする馬体で、いい意味で余裕があって立派だった。きつい調教をしてきたので、しっかり休んで、来年へ向けて積み重ねていきたい」と語った。東の名門から、また一頭、スケールの大きな馬が登場した。