中山11R・スプリンターズステークス・G1・馬トク激走馬=ジャスパークローネ
4月、5月に2勝、3勝クラスを勝ち、現在逃げてCBC賞、北九州記念連勝中のサマースプリント王者。セントウルSを逃げ切ったテイエムスパーダとの逃げ争いは苛烈を極めそうだが、手綱を執る団野騎手は「こちらが速い」と断言する。現に対決した北九州記念では、前半3ハロン32秒9を刻んでハナに立ち、完勝。形を崩されたテイエムスパーダは13着と失速した。
最終追い切りは、栗東坂路で馬なりのまま50秒1―11秒8。勢いと、出来の良さ、充実ぶりは隠しようがない。「今までより強い相手になりますが、遜色ないと思います」と鞍上。高松宮記念をファストフォースで勝ち、スプリントG1路線のレベルを体感しているだけに、その言葉は重い。