【秋華賞】栗東滞在のキタウイングは併せ馬で順調アピール 陣営「これで変わってきそう」

小島茂之調教師が騎乗し、栗東・CWコースの併せ馬で追い切ったキタウイング(左、カメラ・高橋 由二)
小島茂之調教師が騎乗し、栗東・CWコースの併せ馬で追い切ったキタウイング(左、カメラ・高橋 由二)

 ◆第28回秋華賞・G1(10月15日、京都・芝2000メートル)1週前追い切り=10月4日、栗東トレセン

 重賞2勝馬のキタウイング(牝3歳、美浦・小島茂之厩舎、父ダノンバラード)は桜花賞と同様に栗東に滞在して調整されている。今朝は全休日明けだが、小島調教師がまたがって併せ馬で追われた。

 CWコースで僚馬ラファドゥラ(3歳2勝クラス)を追走し、6ハロン85秒2―11秒4。ゴール前で半馬身ほど遅れたが、時計的には十分な内容だった。担当の埜口(のぐち)厩務員は「いい併せ馬ができたと思います。これで変わってきそう。栗東はもう慣れていますし、リラックスしていい雰囲気です」とうなずいた。

 前走のクイーンS(8着)では、4角で行き場がなくなり、直線もスムーズに進路が取れなかったったがコンマ5秒差だった。能力を出し切れさえすれば、地力のある馬だけに侮れない。

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