
◆第9回サウジアラビアロイヤルC・G3(10月7日、東京競馬場・芝1600メートル)=10月6日、栗東トレセン
母に阪神JFを勝ったレッドリヴェールを持つレーヴジーニアル(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎、父モーリス)が、初の重賞挑戦に向けて好仕上がりだ。10月4日に行ったCWコースの最終追い切りでは85秒6―11秒3。パーティーベル(4歳2勝クラス)に追走先着した。
この日、東京競馬場へ向けて栗東を出発。松永幹調教師は「きのう(5日)も軽めに乗りましたが、動きは変わらずいいですよ。涼しくなって体調も上がってきているようです」と状態の良さに手応えを明かした。
芝1800メートルのデビュー戦はDDSP(軟口蓋の背方変位)の症状が出た影響もあり9着に敗れたが、舌を縛って臨んだ1500メートルの2戦目で一変。ハイペースを押し切った。トレーナーは「血統的にも楽しみにしている馬。ハナにはこだわりませんし、ここでも思っている以上に走ってくれるんじゃないかと期待しています」と、声に力を込めた。