◆第168回天皇賞・秋・G1(10月29日、東京競馬場・芝2000メートル)2週前追い切り=10月12日、美浦トレセン
昨年の2冠牝馬スターズオンアース(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ドゥラメンテ)は、Wコースでホウオウイクセル(5歳オープン)と併せ馬を行った。終始馬なりで7馬身追走しながら、直線では抜群の加速力を見せて1馬身先着。タイムも6ハロン82秒9―11秒6と上々で、休み明けながら動きの良さは際立っていた。高柳瑞調教師も「しまいも時計が出ていたし、2週前としては十分です。休みを挟んで気持ちがリフレッシュした感じがある。今までの休み明けと比べても太め感がないですね」と手応えを口にした。
今年は大阪杯、ヴィクトリアマイルとG1で1番人気に支持されながらも敗北。強豪が待ち受ける一戦での雪辱へ、ミルコ・デムーロ騎手=栗東・フリー=と初コンビを組むことも発表された。