国際競馬統括機関連盟(IFHA)が「ロンジンワールドベストレースホースランキング」を発表した。今回の発表は今年1月1日から10月8日までに実施された世界の主要レースを対象としたもので、レーティング120(単位はポンド)以上の43頭が掲載された。
3月のドバイ・シーマクラシックを3馬身半差で圧勝するなど国内外G1を4連勝しているイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)が、前回の中間発表に続き、129ポンドで世界トップの座をキープした。2位タイは凱旋門賞を制したエースインパクト(牡3歳、フランス・JCルジェ厩舎、父クラックスマン)、英国馬モスターダフ(牡5歳、J&T.ゴスデン厩舎、父フランケル)の128ポンド。
ランク付けされたレーティング120ポンド以上の日本馬は7頭。前走のオールカマーで2着だったタイトルホルダー(牡5歳、美浦・栗田徹厩舎、父ドゥラメンテ)が124ポンドで9位タイ。ドバイ・ワールドカップを制したウシュバテソーロ(牡6歳、美浦・高木登厩舎、父オルフェーヴル)が122ポンドの14位タイ。皐月賞を制し、日本ダービー2着のソールオリエンス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック)、昨年の日本ダービー馬ドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)、サウジカップ覇者パンサラッサ(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロードカナロア)の3頭が120ポンドで29位タイで続いた。
なお、日本馬の歴代最高値は2014年のジャスタウェイの130ポンド。