10月15日の京都8R・もみじS(2歳オープン、芝1400メートル=6頭立て)は、2番人気のナナオ(牝、栗東・小栗実厩舎、父ロードカナロア)が逃げ切り、貴重な賞金加算に成功した。勝ち時計は1分23秒2(重)。
西村淳也騎手は「スタートが速かったので、引っ張り殺さず、あの子のリズムで運びました。最後まで終始、楽でした。体はもっと増えてもいいぐらいですが、元気が良かったです」と淡々と振り返った。
小栗調教師は「逃げるつもりはなかったんですが、五分に出てダッシュがつきました。主張する馬もいませんでしたからね。次はG1(阪神JF)に直行する予定ですが、1400メートルでもハミがかりが良かったので、調教をし直します。ペースが遅かったのにも助けられましたが、上がり33秒台を使ってくれて収穫もありました。阪神にも対応できると思います」と開業初年度でのG1出走を見据えた。