【アルテミスS】良血チェルヴィニアが重賞初制覇 ルメール騎手絶賛「やはり重賞レベルですね」

アルテミスステークスを制したチェルヴィニア(右)(カメラ・荒牧 徹)
アルテミスステークスを制したチェルヴィニア(右)(カメラ・荒牧 徹)

◆第12回アルテミスS・G3(10月28日、東京・芝1600メートル=良)

 ソダシ、リスグラシューなどの名牝が制した2歳牝馬の登竜門となる重賞に10頭が出走し、クリストフ・ルメール騎手が手綱を執った単勝1番人気のチェルヴィニア(美浦・木村哲也厩舎、父ハービンジャー)が、重賞初挑戦で勝利を飾った。

 2016年のフローラSを制し、オークスでは2着になったチェッキーノの娘。今年の新潟記念Vの半兄ノッキングポイント(父モーリス)に続く重賞勝利となった。

 ルメール騎手は先週の菊花賞・G1(ドゥレッツァ)に続く重賞制覇。あす10月29日にイクイノックスで挑む天皇賞・秋に向け、勢いがつく勝利となった。

 勝ち時計は1分33秒6。2着に2番人気のサフィラ(松山弘平騎手)、3着には4番人気のスティールブルー(荻野極騎手)が続いた。

 クリストフ・ルメール騎手(チェルヴィニア=1着)「いい競馬でした。直線では外に出すために少し我慢しないといけなかった。出した時から手応えが良かったしやはり重賞レベルですね。前走もいい競馬でしたし勝つ自信がありました。(レースも)3回目だしもっと良くなると思いますし、牝馬のG1でもいけると思います」

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