【東京9R・赤松賞】ステレンボッシュ上がり最速タイの末脚で2勝目 マーカンド騎手「とてもいい馬」

勝利したステレンボッシュ(手前)(カメラ・荒牧 徹)
勝利したステレンボッシュ(手前)(カメラ・荒牧 徹)

 11月19日の東京9R・赤松賞(2歳1勝クラス、牝馬限定、芝1600メートル=9頭立て)は、ステレンボッシュ(牝、美浦・国枝栄厩舎、父エピファネイア)が、最後の直線で切れ味を発揮して抜け出し、2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分33秒8(良)。

 スタートを決めると4番手を追走。道中はややバランスを崩すシーンも見られた。残り400メートル手前からトム・マーカンド騎手の豪快なアクションに応えて鋭く末脚を伸ばすと、メンバー最速タイとなる上がり33秒6をマークし、抵抗するテリオスサラ(横山武史騎手)を3/4馬身差で振り切り1番人気に応えた。

 マーカンド騎手は「とてもいい馬。まだまだ学んでいる最中で、これまでのレースの経験を生かしてくれた。今回のレースでもまた吸収してくれたと思う。よく走ってくれました」と喜んだ。

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