金沢競馬で前代未聞のアクシデント レース途中に照明ダウンで真っ暗…原因は「全消灯タイマー設定の誤り」

金沢競馬場
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 金沢競馬が前代未聞のハプニングでレースが不成立になった。

 19日の金沢競馬8R(ダート1400メートル=11頭立て)は17時10分発走でナイターの開催。出走馬が向こう正面に差し掛かったレース中にコース内の照明が消えるアクシデントが発生した。ライブ動画も真っ暗のまま。照明が落ちた瞬間から場内実況もしばらく沈黙していたが、「3コーナーから4コーナーに馬群が移りますが…走路の照明が…消えてしまいました」と実況を再開したものの、「4コーナーから直線…走路の照明が消えてしまいました」と突然の状況に困惑しているようだった。

 結局、競走全般に重大な影響があったことが認められたため、レースが不成立となった。また、9R以降についても公正確保が困難なため、取りやめとなった。

 主催の金沢競馬は公式ホームページ上に「金沢競馬場の第9競走以降の開催取り止めについて」とする文書を公開。「本日(11月19日)の金沢競馬は公正確保のため、第9競走以降のレースを取り止めといたしました。第8競走の競走中に走路照明の電源が落ちたことにより、第8競走が不成立となり、その原因を確認する必要があったことから、以降の競走を取り止めといたしました。原因を確認したこところ、競走終了後の全消灯のタイマー設定が誤っていたことが判明しました。ファン及び関係者の皆さまにはご迷惑をお掛けし深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 このアクシデントにSNS上では「少なからず衝撃的だった」「人馬無事ですか?」「金沢の走路照明22基が完成したのは今年3月。これで薄暮競馬が可能になり売上が伸びたと記事が出たばかりだったのだが」「闇が深い…」「リアル『闇競馬』」「いきなり照明落ちるのホラーだな」などの声が寄せられている。

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