◆第57回ステイヤーズS・G2(12月2日、中山・芝3600メートル)=11月28日、美浦トレセン
唯一の3歳馬でセントライト記念5着以来となるキングズレイン(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ルーラーシップ)は、坂路コースをキャンターで駆け上がり、明日29日の追い切りに備えた。ほど良い気合い乗りで、体も一回り大きくなった印象だ。
手塚調教師は「ここまで順調にきているし、水っぽさが抜けて競走馬らしい体になりつつある」と成長ぶりを伝える。初の3000メートル以上の距離にも「長距離適性はありそう。初の古馬相手がどうかですが、能力はここでも通用していい」と期待を寄せた。