大井競馬は9日に無観客で代替開催…5日に電気系統トラブルで開催取りやめ

2020年に無観客で開催された大井競馬場
2020年に無観客で開催された大井競馬場

 TCK特別区競馬組合は12月6日、電気系統のトラブルで取り止めとなった12月5日の第14回大井競馬2日目の開催を、12月9日(土)に代替開催を行うことを発表した。当日は無観客による開催となり、勝ち馬投票は電話・インターネット発売のみで行う。

 また、出走投票のやり直しは行わず、5日の番組表の内容(発走時刻、出走馬、枠順など)により実施。大井競馬場や専用場外発売所などでの発売・払戻は行わず、各施設への入場はできないとしている。

 大井競馬の桑野俊郎開催執務委員長は「本年9月8日の開催取り止めを機に、代替競馬の実施に向け運用面やシステム面で検討を重ねてまいりました。大井競馬における代替競馬の実施は平成8年以来27年ぶりとなり、当時と運営状況が大きく異なるなか、競馬の実施については関係者の協力を得て公正かつ安全に開催可能な一方で、各発売施設では昨今の人手不足もあいまって万全の体制でお客様をお迎えすることが困難な状況であり、施設ごとに発売状況が異なることでお客様の混乱を招く恐れがあることなどから、代替競馬の実施にあたっては無観客による競馬開催とし、勝馬投票券の発売は電話・インターネット投票のみとすることといたしました。競馬場での観戦や現金系での勝馬投票券購入を心待ちにされていた方には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」とコメントした。

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